■知的障害 20代男性 障害基礎年金1級 年間約96万円受給できたケース
相談者 | 男性(20代) / 作業員 / 大阪府大阪市 |
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傷病名 | 知的障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金1級 |
その他 | 審査請求決定 |
決定した年金額 | 約96万円 |
症状
既に障害基礎年金2級の支給決定を受けていましたが実態としては1級相当であるとのことから、当事者のお母さまからご相談いただきました。
状況として
・単独でトイレの用を足すのは困難であり、介助者に対しての排せつの意思表示も困難であること
・言葉での意思疎通は困難で手を繋いでいないと常に動き回っていること
・先天的な知的障害で言語の理解は極めて困難であること
・筆記、計算する、描画といったことはできない
といった状態であり、生活全般に常時援助が必要な状態であったが診断書では重度の知的障害と書かれていませんでした。
その為、1級の障害認定基準に達していることの趣意書の作成、主治医にお願いし障害等級1級に該当する旨の意見書作成、日常生活についてヒアリングを行ったうえでの陳述書を作成、勤務先である作業所での自立支援の実態において「マンツーマンによる介護」であることについての資料を作成、療養手帳発行にあたっての審査機関の判断が「最重度の知的障害」であることを示す資料を準備し、申請することができました。
申請結果
障害年金受給年額 : 約96万円(審査請求前は2級・約78万円)